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2006年4月21日(金) day after day—昨日・今日・明日—

昨日の休日は、「一人芝居」を見に阿佐ヶ谷まで。
そう、もちろんおなじみ高山広さんの「おキモチ大図鑑」です。
ここ一年ほどはバーライブを中心に追っかけしてましたので、久しぶりの本公演です。
場所は「ザムザ阿佐谷」
JR阿佐ヶ谷駅北口より左方面へ、風情のある細い飲屋街を抜けるとそこにひっそりたたずむカフェのような建物が現れる。その地下の劇場。決して大きくない。が、その空気感は「よしっ、これから観るぞっ!」というテンションにさせるには充分なものであるのだ。
これがその開演前のようす。。。
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小学校の体育館、日に焼けた板の匂いが立ちこめる空間。木の階段のような席に、まぁるい座布団が等間隔におかれている。その数、ざっと50席。初日から満席に近いか。
実は3年ほど前、この劇場で初めて高山さんの「一人芝居」を観劇したのだった。
「おおっ、こっ、これはすごいモノを観てしまったっ!」
という衝撃を受け、それ以来、時間があえば、王子、横浜、阿佐ヶ谷、目黒と都内近郊を追っかけしてるわけだ。物好きも甚だしい。
久しぶりの阿佐ヶ谷でキモチもリセットされるかのように、開演と同時に高山worldに引き込まれるオリハシ。その日、最後の演目が桜のスライドののちテロップで露わになる。
「day after day」
キタ!
まさに初めてこの阿佐ヶ谷で感激して帰路についた、そのときの、そうオリハシの鼻水、涙が止まらなかった演目である。
快楽とは本質的に回帰性のものだ。
オリハシにとって「day after day」は言うなら、ライブでなかなか聞くことが出来ないサザンの「いとしのエリー」みたいなものだ。(たとえが古くてすまない。)
長い前置きになってしまったが、「day after day」がどんなストーリーかはオリハシの筆力では太刀打ちできない。だが、オリハシ自身が観劇して思い出したことがある。今夜はそれを踏まえて書いてみたい。
簡単に説明すると、人生に疲れた初老(?!)の主人公が自殺を試みるが、自分自身のたくさんの過去達、つまり若かりし頃の自分達に遭遇し、忘れていたモノを取り戻すというストーリーだ。昨日、今日、明日、嬉しい一日、楽しかった一日、寂しい思いをした一日、辛かった日々、おごり高ぶっていた日々、栄光の日々。。。
どんな一日であっても、それは紛れもなく自分の一日で、結局はその一日一日の積み重ねが「今」を形づくっているんだ。だから彼らのためにも「今、この瞬間から逃げ出しちゃいけないのだ。」という強いメッセージが胸に刺さる。
4,5年前になる田口ランディさんのメルマガの内容がオリハシのアタマにシンクロしてくる。
(以下、その抜粋です。)
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『歴史、あるいは記憶。私は生まれてから今日までずっとこの私である。・・・・・・という実感がある。だけど、私の記憶はひどく断片的で、細切れだ。例えば小学校三年生のときの三月四日に私がどうやって暮らしていたか、私はまったく記憶していない。私は私の人生の大部分を思い出せない。・・・・略・・・・たぶん「私が私だ」と言うときに、私は私の現在の肉体だけでは「私」になれない。感覚だけで「私」になろうとしたら、私は私の肉体を苦しいほどに支配しないと「私」になれない。
生きて今、ここに存在する。という統一的な自分を支えているのは、過去の歴史性なんだ。
そして、今の体験は一瞬のうちに過去になり、歴史の中に吸収されて私の世界の一部となる。生きるっていうことは、現在の体験をどんどん過去に送り出す作業。過去にエネルギーを注入すると、過去は力を得て歴史化する。歴史性は私という存在を根底から支え、動かす。それによって現在の自分は未来に押し出されていく。・・・・・・』
—————————————————————-
つまりさ、
「今この瞬間を大事にする」っていうのは結局、自分自身を大切にすることなんじゃないだろうか?
オリハシは「今この瞬間を生きている人」に弱い。憧れる。
そういう人を見ると自分自身も元気をもらえるのだ。結局、他人にパワーをじゃんじゃん放出しちゃってるんだよ。
アクター・ディレクト・ライター高山広氏は今、この瞬間を生きてる人だ。
オリハシはそう思う。

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大学からの帰りにたまたま武蔵小杉を歩いてたら見つけました!(高いとは思わなかった?というオリハシの問いに・・・)大手のセレクトショップはオリジナルばかりで買う気がしないのでナクールさんのようにしっかりセレクトしてるお店を探していました!
東京都大田区、20代、大学生、I様