今日の読売新聞朝刊の川崎欄「マンション一室全焼 飼い犬2頭明暗」という記事。
そう、何を隠そう、そのマンションというか、市ノ坪住宅はオリハシの実家があるマンションなんです。
火元は10階の1009号室、オリハシの実家は12階の1206号室です。
微妙に近いんですね、これが。。。
初めに情報をNakoolに伝えてくれたのが、お隣、癒し系接骨院の芹沢センセ。
「げっ、マジっすか?」と言うや否や、Natsukoさんに確認する。
Natukoさんはご近所のおばさま達に、携帯で連絡するが、みなさん捕まらないようす。。。(野次馬化してるのでしょう)
火元は10階の9号室という情報をゲット。。。もの凄い勢いで燃えているらしい。。。
「うーん、微妙だ。近いっちゃ、近い距離だ。」
そうこうしているうちに、Nakoolの電話とオリハシの携帯が、鳴り響く。
そして、いつもは「鳴らない携帯」のNatsukoさんの携帯も大忙し。
二人で、電話対応に追われつつ、そんな時に限ってお客様の来店が続く。。。はっきり言って接客してる場合じゃない。
とにかく、Natsukoさんにチャリで実家に状況報告に向かってもらう。
その間に、いろいろ仕事の処理をするが、いっこうに気になり修まらない。(おそらく大丈夫だろうが。。。)
なにせ実家は昨年度にリフォームしたばかりなのだ。そりゃ、心配にもなりまっせ!!
よく「平常心を保て」ということが言われますが、こういう教訓は時として落とし穴があると思うんです。
例えば、震災のあと、瓦礫の中を、スーツを着てカバンを持ち、とことこと出勤していくおじさんが居たそうです。(マジらしい)
このおじさんは間違いなく「平常心の人」ですよね。だけどそんな平常心はちょっとどうか?と思います。
思いもかけない災害や破局的な事態に遭遇したとき、「平常心」の人は、状況にそぐわない、とんちんかんな行動をとって、
結果的に自分を傷つけ、回りにも迷惑を及ぼすんです。
「今日まで毎朝太陽が東から昇ったという事実は、『明日も太陽は東から昇る』ことの十分な根拠にならない」
っていうのはどこかの哲学者の言葉。
そういう破局的なことが「今日、我が身に起こるかもしれない」ということを想像できない人。
それが「平常心な人」なのですね。
まあ、とにかく実家は無事でよかったっす。
光神さん、今村さんをはじめ、心配し、あわてふためきオリハシに連絡をくれて、
情報をくれた方々、ありがとうございました。
皆さんのおかげで、オリハシは平常心を保てました。
そして、心配して会社帰り、Nakoolに来てくれて「よかった。」と安心して買い物してくれた小路くん、
ありがとうございました。
さすがに今回、Nakoolのお客様の感度の良さに感服です。
「とりあえず一安心。ほっ。」
う~む、それにしても1009号室、犬を2匹も飼っていたとはね。